2011-04-23

Report on Charity event for the Tohoku Earthquake "Survival night 1"

4月16日(土)原宿デザイン・フェスタ ギャラリーイーストにて大震災チャリティーイベント「サバイバルナイト1」を開催しました。予想を上回る38名の方々にお集まりいただきました。一部立ち見の方には申し訳なく思っています。

アラスカ極寒の地でのサバイバルキャンプについて語る加藤直之さん
撮影 古田登紀子


3.11に東北を襲った大地震の被害は甚大で、復興には長い年月が予想されます。私たち2人がHitsuji Projectについて構想したのは、昨年夏に東北の美しい山々を縦走中でした。美しい彼の地に思いを巡らせ、いまことのきに私たちにできることは何かを考え、Hitsuji Projectの活動第一弾として、今回のイベント開催となりました。


当初は、「着の身着のままで一夜を過ごす場合どうすればよいか」を実際に経験してもらうことを考えていましたが、震災の影響などで施設の利用に制限があるなどの理由で実現できず、2部にに分けて行うことにしました。

第一回目の今回は「サバイバルナイト1~どんなときにも生き続けること~」と題して山岳スノーボーダーでありガイドである加藤直之さんと、ガーデンデザイナーの長濱香代子さんのお二人に「自然から学ぶサバイバル」をテーマにお話をしてもらいました。

アラスカでの生活経験を持つ加藤直之さんは、冬にはマイナス65度にもなる極地での生活や登山を通じて得た極限における人間の順応力、厳しい自然と触れることで得られる生きることの実感について、また独学で植物の生態を学びガーデンデザインを生業とする長濱香代子さんは、植物の持つ巧妙なサバイバル戦略や、人間の生命をはるかに超える長期的なスパンで植物の成長を見守ることの重要性などを語ってくださいました。


貴重なスライドとトークをしてくださったおふたり 長濱香代子さんと加藤直之さん
撮影 古田登紀子

また、参加されたみなさんからも思い入れの品を持ち寄ってもらいチャリティーオークションも行いました。山岳希少本や、登山ウエア、遠征のお土産、手づくりのプラントなど、それぞれストーリーとともに品々を交換しました。

当日参加されなかった方々からもご協力をいただきバザーで販売させていただきました。
*某企業様からシリコンでできたペンシルケースとコインケース
*東北の山を愛する山岳雑誌で活動するイラストレーターさんからトートバッグやキノコのワッ ペンなど手作り品の数々

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回の参加費とチャリティーの収益金のうち、会場費など実費を差し引いた金額67,470円は全額を日本赤十字社に寄付します。

5月下旬に実際に着の身着のままで一夜を過ごす「サバイバルナイト2」を予定しています。詳細は追ってブログにてお知らせしますので、ぜひご参加ください!

Reported by Hitsuji-M

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