2015-06-26

Report on 本気合宿@奥秩父 Day2 by Hayako

続いて2日目のレポートは、ハヤコさんこと早坂玲子さんから。
地味にアップダウンを繰り返す稜線歩き。そして雁坂峠からの長いくだり。がんばりました!
要所要所でメンバーに声がけをしてくれながら、私たちはリーダー・ハヤコの後を歩きます。
また、気象係としても、梅雨入り予報、日の出日没時刻など的確に調べて、合宿前からメンバーに定期便メールを配信。
ありがとうございました+お疲れ様でした!

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今回の初合宿で私は、気象と二日目のリーダーを担当しました。

「山岳気象」、調べれば調べるほど奥が深く、自然と科学の力を屈指した作業は私の理解力を超えてしまい、結局、ネットから得られる情報をそのまま伝えるだけでし た。
今回は無理でしたが、合宿が終わるころまでには天気図がかけて天気の予想がつく位になる!と宣言いたしましょう。
ぜひ皆さんもね。

二日目の朝は雨の音で目が覚めました。
しかし出発するころには雨も上がり、梅雨時にしては大変お天気に恵まれた素晴らしい登山日和だったのではないでしょうか。

この日のルートは、甲武信小屋→ 破風山(奥秩父主脈縦走路)→雁坂峠→雁坂トンネル料金所を目指すコースタイム5時間55分のコースです。

全員の支度も整い、あらためて周りを見渡すとテント場に収まり切れず登山道にやむなく張ったテントや、小屋に至っては布団一枚に二人といった大人気の小屋の様子がうかがえました。
そ んなお世話になった山小屋にお礼を告げていよいよ出発です。

テント場も山小屋も大賑わいの週末


スタートしてしばらくは巻道を進み、まだ目覚めきっていない体にはとても心地よい道 でした。歩くペースは昨日と同様無理なく50分歩いて10分休むパターンで行きたかったがどうもタイミングがなかなかうまく取れず不規則な休憩となってし まいました。

見通しのよいところで地形図を確認



雁坂峠が見えてきました。ここからまだまだ長い!


そして縦走路とも別れ、いよいよ雁坂峠の下りが始まりました。

日本武尊や武田信玄が歩いたこの歴史ある峠を、私たちは「キャーキャ ー・メーメー」とガールズトーク(登山界のイケメンとかあれやこれや)で盛り上がりながら下って行きました。

                     峠を下る前に、シカがお目見え

しかしさすが日本三大峠、下りといえどもつづらおりの坂道は私の脚をへろへろにさせました。休憩を取り腕の高度計と地形図を照らし合わせると、かなり下っていたつもりでいたのにびっくりするほど標高は下がっておらずゴールまでほまだまだ遠い事に気づき、急に焦り始めてしまいました。そこからは少しペースをあげてかなり雑な歩き方たになってしまい、皆さんには多大なるご迷惑をおかけいたしました。

しかし皆様の健脚に後押しされて無事下山口で待ち合わせをしたタクシーと、時間にさほど遅れることなく到着はできました。

しかしリーダーとして今 日の歩きを振り返ってみると、スタートは張り切って気合が入っていたもののあの休憩のタイミングで皆はちゃんと休めていたのであろうか? 危険個所を通過する ときメンバーへの気配りができていたか? 沢沿いの道では登山道を外れてしまったりと何ともポンコツリーダーでした。

でもそこはポジティブに! 失敗こそが次回成長へのステップアップ! 失敗から学んで次につなげるのさ! なんたってたこれは本気合宿だから!

Super Hitsuji二匹のすごさは勿論しってはいたが、そのすごさは今回の合宿でザックにもみられました。背負っているザックの大きさは他二匹の子羊たちと変わらないのだが、大きな鍋、居住セット一式、登山靴、ロープやら挙句の果てにはほたるいかの干物や鳩サブレしかも割れてないんですよ(鳩サブレ愛)。あんなものこんなものドラえもんのポッケか!!次回は竹コプターかどこでもドアおねがいいたします。

最後にありがとう、奥秩父の山、Super Hitsuji二匹、のりちゃん。
次は、フルメンバーで北アルプス合宿です。 羊羊+羊羊羊羊
                                                 早坂玲子

                                               

2015-06-20

Report on 本気合宿@奥秩父 Day1 by Noriko

Hitsuji Project、この夏のメイン企画「本気合宿」のPart1が開催されました。
5/27夜に都内で事前ミーティング。ここに集まったのは、参加者3人(ひとり欠席)とHitsuji2匹。
6/13-14の登山は、参加者2人とHitsuji2匹の4人となりました。
行先は、甲武信ヶ岳。初日のレポートが、参加者の教ちゃんこと、小池教子さんから届きました!
徳ちゃん新道から戸渡尾根を登るというコース。標高差があり、奥行きもしっかりとある(距離もある)、本気にはいいコースでした。
教ちゃんには、初日の体力要るコースでいいペースを作ってもらい、そして美味しい食事をたっぷり食べさせてもらいました!
お疲れ様でした+ありがとうございました!

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本気合宿Part1に参加しました。
今回私の担当は、一日目のリーダーと食糧係でした。
事前の都内ミーティングでは、ルートを地形図を見ながら検討、それぞれの係からの連絡、相談などをしました。
 
私担当の一日目のルートは、急登が多く、片側が急な所もありそうでした。 目標を、「重い荷物を背負っていても最後まで疲れない様、スタートダッシュを掛けず、のんびりペースを保つ」にしました。
赤布代わりに、こんな可愛い水玉布が
 
食糧係としては、アレルギーや好き嫌いの有無を確認し、おおよそのメニューを決めました。
それから食材の点で、ドライorウェットどちらにするか?を相談しました(軽いに超したことはありません!)。 これは山で水が入手出来るか、が一番のポイントで、今回は小屋で買うことが出来、ほぼドライ食材で準備出来ました。 その上簡単に乾燥野菜を準備していただける事がわかり、たっぷりお願いしました。
 
合宿一日目、梅雨入りしたにも関わらず晴時々曇、その上程よく風も吹いて、クールダウンしつつ歩けました。
歩き始めは最大限にゆっくりした呼吸に合わせて歩く事を意識し、それからも、焦らずのんびりを心がけました。 50分歩き10分休むクールを7回繰り返し、予定していた甲武信小屋テント場に、無事到着出来ました。
参考に近いペースで進めてましたが、最後のクールは、ペースダウンをしてしまいました。疲れが出たと思われます。
しかし、最後まで息が上がらず、翌朝に疲れが出なかったので(歩くペース以外の調整も関係しているでしょうが)、目標は達成したと思います。
標高差のある長い尾根を登ります
教ちゃんが見つけた、小鳥の巣。中に小さな卵が。登山道のど真ん中にありました
 
到着後、
テント張り→お茶タイム+水汲み→夕食作り+食べる→お茶しながら二日目に関するミーティング→都心の生活より早めに寝床に着きました。
朝夕の食事の準備、狭いテントの中、円滑なチームプレーと声かけで、大変スムーズに運びました。
メニューは、
一日目夕食=乾燥野菜沢山の辛いタイカレーwithタイ米とインスタントパクチースープ
二日目朝食=しっかりしたパンとチーズと魚肉ソーセージとインスタントコーンスープ でした。
その最中、又前後に、コーヒー・ハーブティ等々を、たっぷり飲みました。 これが、疲れが出ず良く眠れた、大きな要因だったかと思われます。
乾燥野菜は、軽くて食物繊維やビタミンが摂れて、調理も簡単で、長い山行にお薦めの、最高の食材です。
因みに私は、夕食のカレーがあまりに美味しくて、大盛り二人分食べてしまいましたf^_^;
無理なく、栄養と水分の補給が出来たと思いますので、食糧係としても、まずまずだったかと思っています。
具だくさんのタイカレー。とっても美味しくてお腹いっぱい食べられました
 
 
Part1、ありがとうございました。
次はPart2、宜しくお願いいたします。
 
                                                      小池教子